サントリーニ島は「一生に一度は行きたい、絶景の島」と言われております。
この写真のどこが?って思ったでしょ?
ええ、私も思いました。
まあまあ、後ほど写真を見てください。
大型船は港に着けないので、沖に停めてテンダ―ボートで島へ行きます。
初テンダ―ボート!
テンダ―ボートへの乗船は、朝7時から配布されたチケットの順番。
前日の船内新聞に、何時にどこで配布するか書いてあるので、見落とさないようにしないとね。
どこかで「30分前には並べ」と書いてあったので、念のため6時20分に並びに行くと、前から5番目くらい。
楽勝で一番最初のボートに乗れると思っていたのに、一番前に並んでいたスペイン系の添乗員さんが、一人で50枚ほどのチケットをもらっていました。
マジか!? 一人何枚でもOKなの?
無駄にドキドキしたけど、何とか1番のボートに乗れました。
7時30分にサントリーニ沖に停泊して、8時頃にはオールドポートに到着。
15時に出航予定なので、最終ボートは13時30分。
崖を降りる時間を考えると、約5時間の自由時間。急げ! ダッシュ!≡≡≡ヘ(*–)ノ
サントリーニ島には、ティラとイアの2つの町があって、観光客にはイアの方が人気みたいです。
イアに行くには、この九十九折りの道を歩くか、ロバ、またはケーブルカーに乗って崖の上まで行き、そこからバスで30分らしい。
ちょっと面倒。
そこでもう一つの手段、ボートでイアへ行く事にします。
バスだと30分かかるけど、ボートならたったの15分なので、クルーズのツアーより早くイアに到着できる。
って事は、観光客の少ないイアを見れるんじゃない?
のんきにそんな事を考えておりました。
オールドポートにツアー会社があって、ボートでイアへ → 崖の上までバスで送迎 → 自由行動 → 1時間ごとのツアーシャトルバスでティラへ。
これで15ユーロ(¥2,000弱)とお買い得価格。
ちなみにクルーズのツアーだと、¥8,500ほど。
主婦の性と申しましょうか、「お買い得」にはめっぽう弱ので、これにしました。
予約は不要、この看板が目印。
ボートに乗って
ティラの町を見ながらイアへ。
送迎バスは、大きな教会の裏手にあるバスターミナルに着くので、観光にはとっても便利です。
教会前の広場では…
えぇーーー (;゜ロ゜)??
ギリシャなのに、
サントリーニ島なのに、
日本人だらけ。
どういう事?
MSCクルーズの中では、一番のりでイアに着いたはずなのに。
なんでも、JTBがクルーズ船をチャーターして、世界一周の途中とか。
客船一艘、まるごと日本人。
そりゃ、日本人ばっかりなはずだわ。
ブルードームの、この写真を写すのも順番待ち。
それでも、見て見て!
息をのむような美しさとは、この事よ。
溢れかえる観光客が写らないようにするのは、至難の業。
だけど、それを差し引いてもキレイなの。
さすがは、一生に一度は行きたい島。
どーよ!この景色!!
たかが玄関なのに、こんなにオシャレ。
土産店だって負けてないぞ。
あら、わたくしホテルですけど、負けてなくってよ。
風車もあります。
ミコノスには負けてられない!
レストランの入り口だってこのとおり。
狭い路地をキョロキョロしてると
天国の階段を見つけた!
どこを見ても、どこを歩いてもキレイだし、可愛い。
いい歳をした胸ですらキュン☆とさせてしまう破壊力がすごい!
イアを満喫して、だんだんと暑くなってきたので、大きな教会横の路地を挟んだアイスショップに入っておやつタイムにします。
残念ながら、絶景でお腹は膨れないのです。
大好きなピスタチオのアイスを選びました。
甘さはそこそこ、ピスタチオ多めで美味しい。
ここで偶然会った、90日間世界一周中のご夫婦とお話をさせて頂きました。
私 「あのぉ~、世界一周のお値段っていかほど…」
金 「お安いと300万くらい、お高い部屋だと1000万越えで、夫婦で参加してるからその2倍ね。
追加料金を払って、一人部屋の人も結構いるわよ。」
ひぃ~~~
それプラス、寄港地でクルーズ主催のツアーに参加して、有料レストランやお土産その他で、家が建つんじゃね?
時間とお金と健康の三種の神器を持つ人だけが、世界一周クルーズを楽しめるんですね~~~
恐れ入りました。
長くなったので、サントリーニ島後編につづく